拾われ拒食少女の献立日記【無月彩葉】
「料理ものっていうけど、工夫の欠片もない食事ばかりじゃないか!」
と、読者に突っ込まれたことに定評があるほのぼの料理ミステリー。
出てくる料理はゼリー、おかゆ、そうめん……と、確かに誰でも作れるものだけれど、そもそも料理とは作る相手がいることに意味があるのではないでしょうか。
そんな思いで、食事の苦手な作者が頭を悩ませながら食べやすい食事を追求して書きました。
作者:無月彩葉
イラスト:旧式
サイズ:A6
ページ数:90P
【あらすじ】
しがない普通の会社員の福井明也は、ある晩段ボールに入っていた謎の少女を拾ってしまう。
警察も病院も拒否し、食事さえ拒む少女のため、明也は妹の佳代と共に料理作りの策を練ることとなる。
一方で、彼女がある殺人事件の関係者である疑惑が浮上し……?
ほのぼの料理小説に見せかけた現代ミステリー!
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